スピン・ランドリー・ラウンジで新しいコインランドリー体験
地ビールと、ポートランド産ゴートチーズパニーニをゆっくり味わっていると、洗濯完了を知らせるメッセージが届きました。レトロモダンなラウンジを見渡し、やっとあなたは思い出すかもしれません。「そうだ、コインランドリーに来ていたんだっけ。」 もちろん、ここはよくある町のコインランドリーではありません。ここは、「スピン・ランドリー・ラウンジ」です。
オレゴン州の歴史あるミシシッピ地区・ポートランドに位置するスピン・ランドリー・ラウンジは、ユニークなアイデアを持つオーナー、モーガン・ゲイリーのこだわりに満ちています。モーガンによると、彼女の目的は全く新しいコインランドリーを作ることでした。「衣類を洗濯して乾燥させるだけではない、コミュニティの場としてのコインランドリーを作りたかったんです。」
約150メートル四方の空間に足を踏み入れると、オープンで明るいカフェが利用者を迎え入れます。大きなスクリーンに映し出された地元のバスケチームの試合を観るもよし、wi-fiを使ってメールをチェックするもよし。利用者は、洗濯をしているかどうかに関わらず、自由にゆっくりと過ごすことができるのです。
スピンの中にあるカフェ・バーの自慢は、すべて地元産で地元の農場や企業から提供されている、コーヒーや紅茶、ビール、ワイン、ペーストリー、おつまみ、フレッシュサラダです。最近では、地元のゲーム会社とも契約を結んでいて、スピンの利用者は、時間を忘れてアーケードゲームを楽しむことができます。
スピン・ランドリー・ラウンジのあるこの建物は、もともと1951年頃に建てられた倉庫で、ゆったりとした時間が流れる古き良き空間が特長ですが、その中には、大幅な省エネと節水を可能にするエレクトロラックスの最新のランドリー機器がずらりと並びます。「エコで環境に優しいエレクトロラックスの洗濯機と乾燥機を始め、提供している地元産オーガニックフードやドリンクまで。スピン・ランドリー・ラウンジは限界までエコにこだわりました」
サステナビリティとインパクトに注力
モーガンは昔から、持続性があり環境やコミュニティに良い影響を与えるビジネスを始めたいと考えていました。そして管理職としてしばらく働いた後、ビジネススクールに進学することを決めます。「私はこれまでずっと起業することを夢見てきました。通常、大量の水とエネルギー、洗剤を使うランドリービジネスは、自分にぴったりだと感じたんです。」
2012年、モーガンは包括的なビジネスプランを胸にビジネススクールを卒業、サステナブル・ビジネスでMBAを取得しました。「効率的かつ洗練されたコインランドリーを実現するためのビジネスプランは、最終的に100ページ以上に及びました。トレンドを学び、実際に近くのコインランドリー店に足を運び、そして私が見つけられる限りの全てのコインランドリーやランドリービジネスに関する本に目を通しました」
自身が経営するコインランドリーがオリジナルかつサステナブルでありつづけるためのアイデアリストを、モーガンは更新し続けています。「ワインティスティングを始め、シェルターへの衣類の寄附(きちんと洗濯して畳まれたもの)、堆肥化可能な容器の使用、エネルギー効率の良い照明器具の設置・・・アイデアリストは長くなる一方です。新しい考え方を取り入れることで、ランドリービジネスは大きな利益を得るでしょうね」
オリジナルでサステナブルなコインランドリーを作る方法はひとつだけ
モーガンのアイデアリストの中でもトップの優先順位にあったのは『世界で一番エネルギー効率の良いランドリー機器を置くこと』。そして、エレクトロラックスが選ばれました。
エレクトロラックスの450Gフォース(脱水時の絞りの力)洗濯機はオートセービング機能というユニークな特徴を持ち、洗濯物の重量を自動計量することで、その重量に応じて洗濯・すすぎの水量を自動調整し、最大30%の使用水量を削減することができます。さらに、450Gの脱水力により、乾燥時間と乾燥エネルギーの削減を実現しているからでした。
洗濯工程時間の短縮はモーガンとお客様にとって非常に重要です。「多くのお客様が、8キロの洗濯物が洗濯から乾燥までわずか45分で完了することに驚き、喜んでいます。しかも、電気料金を節約することができ、それをお客様に還元することができるのです。」
スピン・ランドリー・ラウンジ:全く新しいコインランドリー
オープン以来、お店の評判は上々です。「お客様はきれいにすすぎができること、洗濯から乾燥まで45分で完了することへの満足度が高いですね。洗濯・乾燥の完了を待つ間は、お店の雰囲気やコーヒー、時にはビールを楽しんでいただけているようです。」
「私が最もやりたかったことは、洗濯が『典型的な時間のかかる家事』という人々の考えを変えることでした。お客様の表情を見ると、明らかにその概念が変化していることがわかります。すばらしい気分です。任務完了ですね。」