都営大江戸線新江古田駅から徒歩15分、東京都中野区に2023年11月コインランドリー「POSTWASH中野江古田店」がリニューアルオープンしました。
徒歩圏内に中野区内で最大総戸数531戸の分譲マンション、グランドメゾン江古田の杜やサービス付き高齢者向け住宅、総戸数121戸のグランドマスト江古田の杜、総合東京病院があり、視認性もバツグンの同店舗。今回リニューアルオープンにあたり導入した光熱費削減のランドリーを導入した三共工業株式会社の宮澤社長にお話を伺います。
目次
- リニューアルオープンの経緯を教えてください。
- 時代に合った機械を導入しようと思った
- ガスや電気代高騰がコインランドリー経営に与える重大な影響とは?
- 光熱費20%削減ランドリーを導入した理由を教えてください。
- 1,500円出して洗濯乾燥をしたい方も500円で洗濯だけしたい方も。お客様が使い方を選べるお店に
- 開発中のエクスプレス洗濯コースも導入
- 光熱費20%削減ランドリー!とは?
リニューアルオープンの経緯を教えてください
POSTWASH中野江古田店は2011年にオープンしました。オープン当時はコインランドリーと洗濯代行を行う店舗でスタートし、洗濯機と乾燥機中心の機種構成で10年以上長くご利用いただいていました。
元々あった国家公務員宿舎跡地をUR都市機構が取得し、2018年に新たに分譲マンションやサービス付き高齢住宅、保育園などができたことで幅広い年齢層特に子育て世代の入居が増えたことで利用率も上がりました。
しかしながら当初なかった競合店が7~8年の間に増えてきたことで思うような売り上げの伸びを達成できていない状況でした。そのため最新の洗濯乾燥機を3台と光熱費20%削減ランドリーを導入し、新たにリニューアルオープンすることにしました。
時代に合った機械を導入しようと思った
機器の構成はリニューアル前後で2台増えました。需要が増えている洗濯乾燥機の台数を増やし、子育て世代の利用を促進しながら従来から利用されているご年配の利用者のニーズも考え、洗濯機と乾燥機の台数も据え置きにしています。
リニューアル前 | リニューアル後 | |
---|---|---|
洗濯乾燥機 | 1台 | 3台 |
洗濯機 | 3台 | 2台 |
乾燥機 | 4台 | 4台 |
スニーカーランドリー | 1台 | 1台 |
合計 | 8台 | 10台 |
ガスや電気代高騰がコインランドリー経営に与える重大な影響とは?
三共工業が展開している直営店は現在62店舗。これまで1,000店舗を超えるコインランドリーの開業支援を手掛けた同社も60店舗以上も直営店を持つとすべて順調ということはなくて、中には売り上げが苦戦しているお店も当然あります。
その中でロシアのウクライナ侵攻以降、世界的な燃料費の高騰が続いており、一般家庭にも打撃を与えています。コインランドリーの運営には多くのガス、電気、水道を使います。インフラコストの高騰は経営にそのまま影響を与え、従来なら十分利益が出ていたお店も全く利益が出なくなってしまうなど当社も含め業界として大きな打撃を受けています。
コインランドリーのビジネスモデルも収益圧迫の要因があります。「コインランドリー」というように「100円玉」が基本の商売です。他の業界のように10円単位での値上げには対応することができず、近年のコインランドリーブームで近隣に競合店舗が増えたことも影響し、顧客の離反を恐れて値上げにもなかなか踏み切れない。元々乾燥10分100円の商売で、コストのことを考えると時間を減らす決断をしたいができない。業界として非常に苦しい状況です。
今回光熱費20%削減ランドリーを導入した理由を教えてください。
導入した決め手は2つです。
- ランニングコストを抑えた上で、品質が担保されていること
- 環境に優しいこと
コインランドリー店舗が飽和状態となってきている今、既存店が抱えているコスト高騰問題を解消する上で必要なことがすべて詰まっていることが導入の決め手でした。
オーナーと利用者双方の満足度を高めながら、環境問題にも配慮できる持続可能なビジネスモデルが実現されています。
1,500円出して洗濯乾燥をしたい方も500円で洗濯だけしたい方も。お客様が使い方を選べるお店に
近年のコインランドリーの新規出店に必須なのが洗濯乾燥機。使ってみるととても便利で洗濯物を入れてしまえば1時間ほどで洗濯乾燥してくれるので時間の有効活用にもつながり、タイパを求める子育て世代を中心に利用者が増えています。
一方、1回の洗濯乾燥が1,000~1,800円ほどと日常でコインランドリーを使うユーザーにとってはなかなかの出費になってしまいます。
コインランドリーの利用者には利便性を求める方も増えてはいますが、料金を抑えて毎日使いたいという方もいるはず。無人商売であるからこそ利用者に応じて選べるようにし、リピーターになってもらうのがとても重要だと思っています。
開発中のエクスプレス洗濯コースも導入
同店では2024年発売に向け開発中の「エクスプレス洗濯コース」を導入しています。
エレクトロラックス・プロフェッショナル独自の水量調整とドラムアクションにより洗濯品質を高め、泡切れの優れた専用洗剤を使いすすぎ回数1回を実現します。
従来の洗濯所要時間30分を最短17分に短縮し、洗濯乾燥の所要時間も60分から最短50分に短縮しました。時短と洗い上がりを両立した忙しい現代人に合わせた新しい洗濯の形を提案します。
光熱費20%削減ランドリー!とは?
北欧ブランドの環境性能を日本市場向けにカスタマイズ。ガス、電気、水道などのインフラコストが高騰する中、使用するエネルギーを最適化し環境にもオーナーにも優しいコインランドリーを実現します。
今回4つの業界ナンバーワンを達成しました(※自社調べ)。
コインランドリー向け洗濯機 エコモデル
従来から搭載していた節水機能に加え、洗剤の節約も合わせることでランニングコストの大幅な削減につながります。
- 節水性能 No.1…56%削減(従来比)
- 洗剤節約 No.1…58%削減(従来比)
コインランドリー向け乾燥機 エコモデル
乾燥品質を考え抜いた性能を最大限に生かし、ガス使用量を最適化することで品質を落とすことなくランニングコストの削減につなげました。
- ガス節約 No.1…22%削減(他社比)
- 乾燥品質 No.1…ペットボトル1本分(500ml)の水分蒸発量で品質も担保
利用者にもメリットたくさん!
1.利用料金の節約
洗濯機と乾燥機を分けて使うと、利用金額が安価に設定されているため、節約に繋げられます。また洗濯乾燥機を利用した場合、乾きが甘く追加乾燥をかけるケースもあるため、利用料金は最大で600~700円程度オトクに利用できるようになります。
2.時短で家事負担の軽減に
洗濯機と乾燥機を分けて使うと、時短にも繋がります。追加乾燥することを考えると最大25分の時短に。忙しい家事の負担を軽減し、より時間の有効活用ができるようになります。
3.ランニングコストを最適化。使いすぎず環境に優しい
水・洗剤・ガスの使用量を最適化しているため洗濯乾燥機と比べ約33%のランニングコストを削減します。コストを抑えながらコインランドリー運営ができ、利益につなげることができます。
予算に合わせた4つのプランをご用意
- 従来プラン:洗濯乾燥機+乾燥機の機械構成。省エネ機能なしの従来プラン
- スタンダードプラン:洗濯乾燥機に省エネ機能付きの乾燥機導入のプラン
- シルバープラン:節水機能搭載の洗濯機+省エネ乾燥機も盛り込んだプラン
- ゴールドプラン:省エネ洗濯機+乾燥機のみの導入費用、ランニングコストが最も低いプラン
あくまで一例です。店舗規模に合わせてプランニングします。お気軽にお問い合わせください。
詳しい製品ページはこちらから(https://www.electroluxprofessional.com/jp/coinlaundry/ecomodel/)
POSTWASH中野江古田店
住所:東京都中野区江古田2丁目18−7
三共工業株式会社(https://sankyo-ind.com/)
設置機器:洗濯乾燥機3台、エコモデル洗濯機2台、エコモデル乾燥機4台、スニーカーランドリー、キャッシュレス端末
事例紹介
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