オリエンタルホテル東京ベイ

新浦安駅直結で改札から約1分。東京駅まで17分、舞浜駅まで1駅3分のバツグンのアクセス環境にあるオリエンタルホテル東京ベイ。

2024年に新しくホテルランドリールームをリニューアルオープンしました。館内施設の紹介と導入の経緯など、お話を伺いました。

導入のきっかけは口コミの評価から
フロント横のランドリー室。デザイン性で非日常感を演出
洗剤を使わない洗濯と完全キャッシュレス
長期滞在の海外旅行者は荷物をコンパクトにしたい
各種メディアを使ったPR戦略で「選ばれるホテル」に
宿泊施設向けランドリーソリューション「wash+Comfort」
- 洗剤を使わない洗濯だから幅広い宿泊者に対応可能
- 訪日外国人に向けてクレジットやQRコード決済を積極的に
- 多言語表記でインバウンド対策とスタッフの負担軽減を実現
- 水資源の保護で持続可能な社会に貢献
ホテルアクセス情報

導入のきっかけは口コミの評価から

導入のきっかけの一つは口コミの評価があります。当初導入していた洗濯機と乾燥機があったのですが口コミとしていただいたご指摘が多くありました。

その中で多かったのが

乾燥機の乾きが悪い
衛生面での不安（古く痛んできている洗濯機を使うことに対する抵抗）

この2つが挙げられます。また、ランドリー室はフロントに隣接しているため、直接フロントへのご指摘をいただくこともしばしばあり、

海外の方の使用方法
両替対応
洗濯後の長期取り出し滞留による対応

このようなこともあり、本来のフロント業務と別で対応を行う必要が発生し、業務を圧迫していた現状でした。

このような状況でランドリー室のリニューアルを検討していた中、当ホテルの担当が株式会社Wash-plusの高梨社長とお知り合いで、今回のキャッシュレスランドリーのお話を伺ったのが初めてでした。

口コミの評価やフロント業務の圧迫を解消してくれるランドリーソリューションであることに魅力を感じ、導入を決めました。

ホテル向けランドリーについて相談する

フロント横のランドリー室。デザイン性で非日常感を演出

皆さまの中でホテルに置いてあるコインランドリーのイメージはどのようなものでしょうか？多くの方がイメージされるのは、家庭で使うサイズの洗濯機や乾燥機がずらーっと並んでいる様子ではないでしょうか。

旅行の醍醐味の一つは「非日常感」。1泊2日などのショートトリップなら荷物も少なくできますが3泊以上となると旅程の間に1度はランドリーを使いたくなるもの。

その時に使うランドリーが「日常」を思いだしてしまうものや、不満を抱えるものだったら。。。せっかくの楽しい旅行の満足度が下がってしまいます。

エレクトロラックス・プロフェッショナルのホテルランドリーソリューションは北欧生まれのスタイリッシュなデザインで「非日常感」を損なうことなく旅行の質を高める演出をお手伝いします。

洗剤を使わない洗濯と完全キャッシュレス

今回導入いただいたホテルランドリーソリューション「wash+ Comfort」の特徴として

洗剤を使わない洗濯
完全キャッシュレスのランドリー

この2つが挙げられます。その点、導入してどのような印象を持ったか伺ってみました。

洗剤を使わない洗濯について

当ホテルにはファミリーや海外旅行者の方など幅広いお客様が宿泊いただいています。洗剤や柔軟剤もそれぞれ自由にお使いいただけるようになっていたので乾燥中の柔軟剤のにおいが洗濯室にこもってしまったり、次の方が乾燥をかけるときにもそのにおいが残ってしまったりと時には快適にご利用いただけない環境もありました。今回導入したランドリーは無色無臭のアルカリ水を自動投入する仕組みなので、においがランドリー室からでなくなったこと、またアトピー性皮膚炎や未就学児の衣類を洗濯する方のことも考え、界面活性剤を使用せず肌に優しいことも安心してご利用いただけるきっかけになっていると感じます。

完全キャッシュレスのランドリーについて

完全キャッシュレスについては導入前に支払い方法の面で懸念もありましたが、実際運用してみるとフロントへの問い合わせも少なくなり利用方法や支払い方法についても問題なくご利用いただけている実感があります。

洗濯、乾燥の残り時間もスマートフォンで確認できるので洗濯物の長期滞留も減り、今後夏の時期に近くの商業施設でのイベントで利用増も見込んでいるため安定した稼働状況に手ごたえを感じています。

長期滞在の海外旅行者は荷物をコンパクトにしたい

オリエンタルホテル東京ベイの客室数は511室。取材に伺った5月時点での稼働率はなんと90％以上で、週末は満室になることも少なくないそうです。

利用者の方の多くは日本人旅行者。都内のホテル利用者の80％が海外旅行者ということを考えると、今後海外旅行者の利用を増やすことが課題とお感じでした。

海外旅行者の特徴の1つとして、旅行期間が長いことが挙げられます。最低でも1週間、長い方だと1か月以上滞在される方も多くそんな方たちがファミリーやおじいちゃん、おばあちゃんたちと来るとなると、スーツケースの荷物は膨大に。日本での買い物も考えると持ってくる荷物は極力少なくしたいと考えますよね。

だからこそ今ランドリールームのリニューアルは意味があるのかもしれません。自分のお気に入りの服を少ない荷物で洗って使える、そのためにはホテルに充実したレストランや客室だけでなく「充実したランドリールーム」。これが選ばれる理由の1つになりえると感じました。

各種メディアを使ったPR戦略で「選ばれるホテル」に

オリエンタルホテル東京ベイはSNSを使った各種メディア戦略で「選ばれるホテル」になっています。2008年に「ウェルカムベビーのお宿」第一号として認定を受けて以来、ベビーやお子様を含めた全てのお客様に優しいホテルであることを目指し続けています。2021年にアメニティ施設「TIROIR / ティロワール」、2022年にはご宿泊者様専用「ウェルカムラウンジ」をオープンしました。

TIROIR / ティロワール

フランス語で「引き出し」という意味で、オリエンタルホテル東京ベイのコンセプト「南仏」に合わせ、フランスにある小さな雑貨店をイメージした施設です。

雑貨店でお買い物をするような気分で「引き出し」からご自身やご家族に合った約40種類のアイテムをお選びいただけます。特にベビーやお子様向けには、おむつをはじめパジャマ、お風呂用のボディスポンジ、ベビー綿棒などをご用意しています。

また、女性向けにも化粧水や乳液、洗顔料のほか、ヘアオイルや入浴剤も数種類からお選びいただけます。

宿泊者専用ウェルカムラウンジ

2階ロビーには、ご宿泊のお客様が無料でご利用いただけるウェルカムラウンジがあります。コーヒー、紅茶、季節のソフトドリンク、ビールなどのアルコール、お菓子などが自由に選べ、テイクアウトも可能で、チェックイン後はお部屋でも楽しめます。

今後力を入れていきたいと考えている海外旅行者の方は事前にどれだけ情報を提供できるかがカギです。SNSを中心に今後もホテルの魅力を伝えていきます。

宿泊施設向けランドリーソリューション「wash+ Comfort」

今回ランドリールームに導入した製品は株式会社wash-plusが宿泊施設向けに提供するランドリーソリューション「wash+ Comfort」。「コインランドリーwash+」の運営を通して全国で多くのランドリー運用の実績を持っており、宿泊施設向けランドリー「wash+ Comfort」はその技術を宿泊施設向けに最適化したものです。他のホテルランドリーとは一線を画す特徴がたくさん。特徴を見ていきましょう。

洗剤を使わない洗濯だから幅広い宿泊者に対応可能

wash-plusは、無色・無臭のアルカリイオン電解水「wash+ Water」を使用し、洗剤ではなくイオンの力で洗濯する特許技術を持っています。

洗剤を一切使用せずに高い洗浄・消臭力を実現し、合成化学物質も含まれないため、アトピー性皮膚炎や化学物質過敏症など肌が弱い方にも安心してご利用いただけます。すすぎで洗剤を洗い流す必要がないため、節水や汚水軽減で環境にやさしいだけでなく、洗濯時間が短くなるため顧客の”時間の有効活用”を叶える、利便性の高いランドリーです。