投資家にも!副業にも!人気高まる「コインランドリービジネス」とは?

副業として投資を始めるビジネスマンが多い中、しだいに人気を集めつつあるのが、コインランドリービジネスです。“投資”という言葉を聞くと、まず“不動産”や“株式”を思い浮かべるかもしれませんが、実はコインランドリーも立派な投資ビジネスです。ここでは、投資目的としてコインランドリーを開業するためにかかるコストや、経営のリスクについてご紹介します。これからコインランドリー経営を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

コインランドリー投資のリスクは?

そもそもコインランドリービジネスが人気を集める背景には、日常的にコインランドリーを利用する生活者が増えてきたという背景があります。清潔感のある店舗が増えたために利用のハードルが下がり、また1時間程度で大量の洗濯物を片づけられるという利便性の高さから、コインランドリーが再注目されているのです。

そんなコインランドリー投資のリスクとしては、基本的に店舗が無人であるため、悪意のある利用者による被害が考えられます。たとえば、コインランドリーの店内で飲食や長時間の居座り嫌がらせをするなど、一部のマナー違反を行う利用者の影響で、一般の利用者が遠ざかってしまうおそれがあります。このような被害は、監視カメラの設置等では防げないケースもありますから、場合によっては管理者として警察との連携が必要となるかもしれません。

また、不審者の侵入といったリスクも考えられます。一般の利用者の洗濯物へ、不審者が危害を加えるといった事例もあるようです。無人で運営し不労所得を得られるため、ビジネスマンの副業として人気があるコインランドリービジネス。しかし、こうしたメリットが裏目に出てしまうというリスクがあることを、頭の片隅に置いておきましょう。

 

開業時にかかるコストは?

コインランドリー投資は、人件費がかからないため利回りの良いビジネスとして知られています。ただし、店舗の建設およびリノベーション、機械の導入などの費用がかかります。初期投資として、新築の場合で2,500~3,000万円、改装の場合で1,500~2,000万円のコストを覚悟しておきましょう。

コインランドリーの開業時には、他にも自動販売機の設置やその他工事の費用が必要となります。開業時にはややコストがかかりますが、立地条件が良く近隣住民から人気を集める店舗であれば、問題なく初期投資を回収できると言われています。

 

運営やメンテナンスにかかるコストや手間は?

コインランドリーの運営は、基本的に無人で行います。人件費がかからない上に、人材採用のためにかかるコストをカットできるのが魅力です。ただし、洗濯機や乾燥機を動かすための光熱費、そして機械のリースやメンテナンスのために費用がかかります。

コインランドリーの光熱費は、売上の約30%が目安です。たとえば、6坪のコインランドリーで月の売上が30万円の場合、光熱費は10万円程度と考えられます。リースの機械を利用しているのであれば、その費用としてさらに10万円程度のランニングコストがかかります。

コインランドリーを運営するためにかかる手間としては、店舗内の清掃や、集金および両替の業務があります。コインランドリーは無人経営のため、清掃スタッフを雇わないのであれば、自分で掃除をする必要があります。また、利用者が支払った現金を回収し、両替機に現金を補充する業務も定期的に行わなければなりません。現金回収をおろそかにすると、窃盗などのトラブルに巻き込まれるおそれがあります。

運営のためにやや手間がかかるものの、人材採用のためにかかるコストをカットできるのが、コインランドリービジネスの魅力です。また、不動産投資で想定されるような入居者とのトラブルがないのも、コインランドリーならではの利点と言えるでしょう。

 

利回りは?コインランドリービジネスが副業にもおすすめな理由

コインランドリービジネスの利回りは、オーナーとして開業する場合で15%を狙えると言われています。もしも自分で所有する土地や物件を利用して開業するのであれば、さらに高い利回りを狙えるということです。不動産ビジネスをはじめとした従来の投資と比べると、リスクが低くかつ利回りが高いのが分かります。

このような利回りの高さやリスクの少なさが、ビジネスマンの副業としてコインランドリービジネスが注目されている理由です。近隣住民のニーズをとらえたコインランドリーを開業することができれば、副業で安定した不労所得を得るのも難しくありません。

 

おわりに

コインランドリービジネスには、他の副業と同様にリスクがつきものです。また、ランニングコストや運営のための手間もかかります。とはいえ、利回り15%を狙える上に不動産投資と比較して想定されるトラブルが少ないのは、ビジネスマンの副業として十分に魅力的だと言えるでしょう。

コインランドリーの利用者は現在も増えつつあります。そして、生活者にとってなくてはならないコインランドリーは、景気の影響を受けにくいという特徴もあります。投資先や副業としてコインランドリービジネスに目をつけている方は、開業を検討してみてはいかがでしょうか。

投資家にも!副業にも!人気高まる「コインランドリービジネス」とは? 2023-12-04T00:17:56+00:00 Electrolux Professional