ハルランドリー | 住所:兵庫県高砂市米田町古新275-27 |
ヘアサロン ハルのコンセプトについてお聞かせください。
「家族みんなで来られる店」というのを基本コンセプトにしています。これはヘアサロンにしてもカフェにしてもコインランドリーにしても同じです。元々祖母の代から70年くらいやっている理髪店なんです。以前神戸にいましたが、ここは客層の広くて面白いです。家族みんなで来てほしいなというのが想いとしてあります。
お祖母様の代からのお店なんですね。
同じ市内で理髪店をやっていました。父もやっていまして、それを継いでやっているところです。父親がこの場所に店を構えたんですね。その時代、お客様は男性ばかりでしたね。それを父親が1Fを男性用、2Fを女性用という風に2フロアでの展開に変えて、「男と女の美容室」というコンセプトにしたんですね。
男と女の美容室ですか?
その時代は、男性は理髪店(男性用)、女性は美容院(女性用)というふうに店が分かれていましたから。次の時代の事を考えて、男女が来られる店にしたんですね。
中々斬新なアイディアですね。斬新といえば、お店の外観がとてもメルヘンチックでかわいらしいですね。
フランスのプロバンス地方をイメージして作りました。行ったことはないんですけどね(笑)
お名前の「ヘアサロン ハル」「ハルランドリー」の由来はどこから来ていますか?
元々お店を始めたのが祖母なので、祖母の名前「ハルhull」と名付けました。原点に戻るというような意味で。ロゴデザインは10種類くらいの案からスタッフが選んだものを採用しました。
2Fにはカフェを展開されていますね。
お店に2人で来られる方が多いので、待ち合わせ場所や休憩できるところとしてカフェを開きました。カットをした方は無料でコーヒー一杯無料のサービスをしています。
ヘアカットしている間に洗濯できるとはなんとも斬新なアイディアですが、どのようなきっかけでコインランドリーを展開することになったのですか?
働いているスタッフさんの多くが主婦の方で、忙しい仕事の合間に家事が一つ終わったら楽になるだろうなという考えから思いつきました。
コインランドリー利用者とヘアサロン利用者は別の方々ですか?
コインランドリーには、ヘアサロンを利用しない人も来られてますね。入り口が別なので利用しやすいですし、ヘアサロンの営業時間外でも使えますから。
コインランドリーを利用している方がヘアカットに来られるパターンもありますか?
元々コインランドリーをオープンするときに、そうなったらいいなと考えてはいたんですが、結構いらっしゃるんですよ。スタッフも洗濯物を持ってくるし、サロン用のタオルの洗濯にも利用しています。本当に便利になりました。
コインランドリーができる前はどうされていたんですか?
以前は3Fに家庭用の洗濯機があり、洗濯して、干して、取り込んでというのを1Fから3Fまで上がったり下がったりしてましたが、相当便利になりましたね。
逆にヘアサロン利用者がコインランドリーを利用されたりするのでしょうか?
この辺は住宅地で戸建てが多いので、自宅で洗濯するのが当たり前なのですね。コインランドリーに行く習慣がない。でもヘアカットしている間に洗濯が終わると、家に帰ってしなくていい、時間が生まれる事に気づきだしている人が増えてきているように感じます。仕事している女性とか、減らしたい家事の一つなんでしょうね。
エレクトロラックス・プロフェッショナルのランドリーを選んでくださった理由は何でしょうか。
コインランドリーの事を詳しく知らなかったので、何社か話を聞いたりして情報収集しました。自分でも色々調べたところ、「コインランドリーアワード」を知って、受賞店舗を回ったりしましたね。そしたら、ほとんどがエレクトロラックス・プロフェッショナルの機械だったんですね。
その後会社を訪問して話を聞きましたが、エレクトロラックス・プロフェッショナルは金額の話は一切せずに、地球環境やコインランドリーの必要性(時間の有効活用や新しいライフスタイル提案など)の話をしてくれて。そこで決心しました
今後のコインランドリー事業やサービス展開についてお聞かせください。
今は住宅街でヘアサロンとコインランドリーをやっていますが、次は人が集まる場所で24時間営業の店をしたいですね。カフェランドリーとガチャガチャを組み合わせたら面白いなと。以前、コインランドリーアートフェスを実施したのですが、彼らの才能が生かせる場所がないかと。今埋もれている作家さんたちのアート作品の発表の場として、ガチャガチャをコインランドリーに置けるといいなと考えています。ガチャガチャ1台は作家さんのお店になるという発想で。コインランドリーやガチャガチャはセルフサービスですが、人と人が繋がれる、そんなサービスができればいいなと考えています。
非常に面白いお話ありがとうございました。ぜひ実現させてください!