のどかな町のおしゃれなハワイアンカフェ併設コインランドリー
千葉県館山市にある「Laundry & Cafe MAKANA」の店内では、今日もお客さんがのんびりと雑誌のページをめくりながらコインランドリーの洗濯が終わるのを待っていたり、ハワイアンの人気メニュー「ポキ」を味わいながら談笑したり。
地元に恩返しをしたかったというオーナーの嶋田はる美様に、コインランドリー開業のきっかけや、エレクトロラックス・プロフェッショナルを選ばれた理由を伺いました。
Q1.経営のきっかけについて教えてください。
ここでは元々、エアコンや冷凍機の設置などを扱う設備会社を経営していたのですが、改装しようということになり、人を雇わずに何かやりたいと思っていました。それに、この土地で30年前から仕事をやらせていただいてきたので、少しでも地元の方にお役に立てたらという恩返しのような気持ちもありました。
そんなときコインランドリー経営の記事を見かけて、「これだったらやれるのでは」と思い、エレクトロラックス・プロフェッショナルに連絡したんです。営業の方のレスポンスがすごく良くて、コインランドリーを経営しようというやる気が更に沸きました。
実はハワイアンカフェも別でやりたいと思っていたんですが、営業の方に相談しているうちに、ハワイアンカフェを併設したコインランドリーをオープンすることになった、という感じです。
Q2.エレクトロラックス・プロフェッショナルを選んだ理由はなんでしょう？
コインランドリーに関しては素人でしたので、最初はどこでもいいかなと思っていたんです。でも、エレクトロラックス・プロフェッショナルの担当の方に色々見せていただくうち、エレクトロラックス・プロフェッショナルに決めました。一番惹かれたのは、海外製の機械のデザインです。お店をなるべくかっこよくしたかったので、一目ぼれでした。
お店づくりに関しても、エレクトロラックス・プロフェッショナルの営業さんのアドバイスを本当に頼りにしていました。一緒に東京のおしゃれなコインランドリーをいくつか見学に行ったり。実際にこのお店も、営業さんのアドバイス通り、前面をガラス張りにして前を駐車場にしたんですよ。その結果、女性のお客様がガラス張りだから夜利用するのも怖くない、と言ってくださる方もいらっしゃいました。
Q3.コインランドリーを経営しての感想を教えてください。
いろんなお客様がいらっしゃって、コミュニケーションが取れて、毎日が新鮮で楽しいですね。お客様から他店の情報を聞くこともあります。例えば、エレクトロラックス・プロフェッショナルの乾燥機は、他社の機器よりも10分くらい速く乾くそうなんですよ。外から店内を見て、エレクトロラックス・プロフェッショナルの機械があるから、ということで入って来られる方もいらっしゃいます。
ここでお客様同士がお友達になられたり、社交場になっているのもうれしいですね。
Q4.利用者に認知していただくための活動はどのようなことを行っていますか？
開店のときには、地元の新聞で「本日オープンしました」という広告連載をしました。オープン時期は半額キャンペーンして、お店の名前入りのランドリーバッグを作って配布したりもしました。ほかには、柔軟シートを置くスペースがなかったので、手作りでセルフ販売のカゴを置いて「1個10円」と書いて入れておいたり。できるだけ他でやっていないサービスをやって差し上げたいなと思っています。
お店の認知には5年ほどかかると伺っていますので、のんびりやっているのですが、順調に認知は広まっていますね。来店されたお客様がハワイアン風の店内でインスタ撮影して投稿されることもよくあるので、それもありがたいことに宣伝になっています。ホームページもよくご覧いただいていて、連休中には周辺に別荘をお持ちのお客様もたくさんいらっしゃいました。
Q5.利用者からはどのような声をいただいていますか？
ポイントが毎日10％なのがうれしいというお声はよくいただきますね。乾燥時間が短くて料金がリーズナブルだとか、乾燥後の洗濯物がしわになりにくいのがいい、カフェがあるので待ち時間も退屈しない、という意見もよく伺います。
それに、ずっとこのお店のことは知っていて、気になっていたんだけどやっと来れた、という声は多いですね。一度カフェに来られると、メニュー全部制覇しようというお客様もいらっしゃいます。実は、お店がおしゃれで入りにくい、ハワイアンなんて食べたことがない、という方もいらっしゃったのですが、お店の前でお声かけして入ってみていただくと、その後は気に入ってよくご利用いただいています。
最初は洗濯だけに来られていた方も、待ち時間にちょっとカフェで何か食べようかという方が増えていますね。洗濯物を乾燥機にかけると30分待ち、そうなるとお家に帰ってもすぐ出てこなければならない。だったら、お父さんと一緒に行って、ここでコーヒー飲みながら食べて待って、できあがった洗濯物を畳んで、それから他へ出かけようか、という行動スタイルになってきているんですね。そんなふうに、生活に溶け込むような店にしたいなと思っています。「MAKANA」は、ハワイ語で「プレゼント」という意味で、ゆっくりした空間をプレゼントしたいという気持ちでつけました。最近では、その名前どおりに皆さんが使ってくださって本当にうれしいです。
Q6.最後に今後の目標について教えてください。
幅広い年齢層の方に、これからもご利用いただけるようなお店づくりを考えています。お店の正面に空地があるのですが、そこで例えばフリマやイベントなどやっていって交流を深めていけたらいいなと思っています。