PBOT (ピボット)

鍋部分は2層構造となっており、壁の内側の精製水を通して食材を間接的に加熱します。
そのためシチューやカレーなど焦げやすい食材も焦げ付きにくく、理想的に仕上げることが可能です。
食材を焦がしてしまいまるまる廃棄……という食材ロスを防ぐことができるので、これまで廃棄にかかっていた費用や時間、再調理のための費用などが必要なくなります。

また、従来の回転釜のように人が付きっきりになる必要がないため、空いた時間で他の作業を行うことができます。
総合的に作業時間の短縮となるので、人員コストの削減につながります。

更に内部の精製水が沸騰し1.5barまで圧力が上昇することで、精製水部分の温度は125℃を超えます。それにより短時間での加熱が可能となっているので、従来の大量調理鍋にかかっていた時間を短縮することができます。

傾け始めと傾け終わりには自動で傾け速度を制御するソフトスタート/ソフトストップ機能搭載。
クランク作業で同様の事を行おうとすると、腕や腰に負担がかかり肉離れや腰痛を引き起こしかねません。

また、衝撃による食材の跳ねこぼしが無いため食材ロスを防ぐことができます。

調理温度設定、調理時間設定等基本的な項目はもちろん設定可能。
また最大1,000レシピを登録することができるので、四季折々の様々なメニューの、その時の食材の仕入れ具合によって変更させたレシピを登録することも可能です。
各種設定はUSBを使用して別のキッチンにあるピボットに移植することが可能です。

一連の調理サイクル中にフェーズ(段階)を作り、それぞれのフェーズの時間および温度を設定することが可能です。
一つの調理サイクル中に最大15フェーズまで登録をすることができるので、調理の幅が広がり、かつ火力調整などに必要だった人員配置が不要となります。

食材の粘度や濃度によって加熱量を自動的に調節することで、特に焦げ付きやすい食材を焦げ付かせない機能。
火力調整や見張りのための人員配置が不要でその分他の作業に充てることができるので、料理の品質を保ちながら効率化を図ることができます。

鍋底が半球状になっている為、食材の量が少なくても多い時と同様に調理が可能。
最大容量の20%の量まで調理が可能です。

また、鍋の中の熱効率が均一になるように設計されている為、食材が多くても少なくても熱が均一にかかります。

鍋上端7cmは熱くならない構造のため、忙しい調理中に不意に触れてしまっても火傷をしません。

品番：PBOT10GCCO (586109)

品番：PBOT15GDCO(586112)